2009/09/15

サン・ゼノ教会 (12世紀初頭)




サン・ゼノ教会はヴェローナで最も有名な教会です。12世紀初めに建てられたもので、四世紀にヴェローナの司祭だった聖ゼノに捧げられています。中に入ると、この頃の教会にしては壮大なプロポーションに驚かされます。その高さはゴシック建築並みで、中にはジオット派の壁画がで飾られていた後が残っており、また修道院も昔のままの形で保存されています。


そして最高の見所は正門のブロンズのレリーフの大扉です。新・旧訳聖書の物語が漫画のように一コマずつ描かれていて、左右合わせると見事なファッサードになります。



聖ゼノの逸話も入ってます。とても貧しい生活をしていて、魚を釣って食をとっていた彼はいつも釣りをしている姿で描かれています。

それがいつの日からか釣り人の守護聖人になってるそうです。このレリーフが好きです、水の波の下に魚が泳いでます!
そして、ここにはもう一つ重要な作品があります。ルネッサンスの画家マンテーニャの祭壇画です。
但し現在も修復中で、原寸大の複製写真が壁に飾られていました。以前に来た時も見られずじまいでした。

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