2011/12/27

ウィリアム・ケントリッジ / William Kentridge


南アフリカ共和国のアーチスト、W・ケントリッジのドローイング・アニメーション『Stereoscope』。1999年のゼーマンが総コミッショナーのヴェネチア・ビエンナーレで初めて見た作品でした。最後に続く爆破シーンが強烈です。。。

2011/11/01

マルタの鷹 1941年

1930年に書かれたダシール・ハメットの同名の小説を原作としたもので、いろんな意味で奇跡的な作品ともいわれています。巨匠ジョン・ヒューストン監督のデビュー作です。この頃は若い監督を信用するプロデューサーがいたようですね。

2011/10/28

『鉄道』/ Le Chemein de fer ( 1873年)



マネ(Edouard Manet)の作品の中でもとても好きな絵です。ワシントンのナショナルギャラリーに所蔵されてますが、パリでの企画展で何度か見た事があります。

2011/10/14

オステンデのように / Comme à Ostende (1961)

レオ・フェレが歌うシャンソンの中でも大好きな曲です。
親友ジャン・ロジェ・コシモンが作詞してフェレが作曲したもので、
内容はメランコリーそのものといった歌です。



さびの部分で「オステンデのように雨が降っていた。。。。
「人生は生きるに価値があるんだろうか」と呟きながらも
娼婦やバーテンダーなど、街の人たちに暖かい眼差しを向けています。


2011/05/30

聖十字架の伝説 / ピエロ・デラ・フランチェスカ (1452−1466年)

アレッツォの聖フランチェスコ聖堂の中にある礼拝堂を飾るフレスコ画です。ピエロ・デラ・フランチェスカが1452年から1466年にかけて制作し、テーマは『黄金伝説』の中から『聖十字架伝』を描いてます。サンセポルクロの『復活』はこの壁画のすぐ後に描かれたそうです。


2011/05/27

アンギアリの戦い(1504−6年 )

(galerie-creation.com)
1503年にレオナルド・ダ・ヴィンチはフィレンツェのヴェッキオ宮殿の大会議室を壁面を飾る壁画を依頼されます。

2010/12/31

スケーターのいる風景(鳥罠)/ピーター・ブリューゲル

った川の上で遊ぶ子供達を描いた、ピーター・ブリューゲル(父)の1565年の作品で『鳥罠のある風景』とも呼ばれてます。ベルギーの王立美術館にあります。小さい絵ですが、描かれてる空間は吸い込まれるように広く、冬の冷空気が伝わってきます。そして遠くに子供達が楽しく騒ぐ声も聞こえてくるようです。この絵はブリューゲルの子たちが描いたバージョンが沢山あり、その数は130を超えます。ブリューゲルは『冬の風景画』の父といわれ彼以降、フランドル地方やオランダでは重要なテーマになります。

2010/12/19

巻き菓子のある静物画

フランス17世紀の画家リュバン・ボージャン(Lubin Baugin)の若い頃の筆によるものです。彼の静物画はホントに数少ないですが、ルーブル美術館にある二点のうちのひとつです。彼の静物画が大好きです。テーブルにあるのはワイングラスとボトルとお皿の上にある巻き菓子(gaufrette)でごく単純な構成です。テーブルの左端の角は額縁にぶつかりテーブルクロスの前面がこの絵の面と同じなことを暗示しています。そしてそこに影を落とす銀の皿は絵から飛び出し、そこにある「巻き菓子」が我々のすぐ目の前にあるかのようです。。。

2010/12/17

ティッティーナ / モダン・タイムズ(1936年)

チャップリンの名作『モダン・タイムズ』の一場面。

チャーリーは色んな仕事を浮浪少女と転々としたあと居酒屋でウェイターとして働きだす。そこで客の前で歌を唄うはめになり、歌詞を思い出せない彼に少女がカフスに歌詞を書いてくれる。
しかし。。。

2010/11/15

『キャット・ピープル』Cat People 1942年

ジャック・ターナー監督の作品で『B級映画』の傑作として有名です。製作はヴァル・リュートン。たった3週間で撮影されました。低予算という条件からくる無駄のない演出が功をなして大変な反響をもたらします。
RKO社幹部から「猫人間」について映画を作れと命じられたリュートンは、既に一緒に仕事をしたこともあり、友人であるターナーを監督に選びます。 面白いのは、この時点でポスターが出来ていて反響を探るために発表されており、その後にシナリオを書き出した具合で、それも脚本家と共に監督はもちろんプロデューサーやその秘書なども参加して共同で書き上げられたそうです。。。

2010/11/09

道化師と共に(1997年)イングマール・ベルイマン

時は1925年、精神病院で治療を受けている発明家カールはいつも病棟でグラモフォンを回してシューベルトを聞いている。そんな彼の前に「道化師」が現れる。名前はリグモール(Rig-Mor)。
この名前はRigor mortis(死後硬直)にモジられて「死」を表しています。
リグモールは女性で、彼は彼女に襲いかかる、「私の尻にぶち込んで!」とさけぶ彼女に従い後ろから激しく突き上げるカール。。。

You Will Meet a Dark Stranger / ウッディ・アレン (2010年)

今回の作品も彼らしくドタバタ・コメディーといった感じでした。
仏題は「Vous allez rencontrer un bel et sombre inconnu」です
40年間人生をともにした老夫婦が離婚するところから始まるのですが、「老いる」ことを拒む夫アルフィはコールガールで女優(?)のチャーメインに恋をする。アンソニー・ホプキンズが好演。彼にしては珍しい役です。
一方妻ヘレナは別れたあと娘に勧められて行った占い師に「あなたは黒い服を着た謎の人物に会います」と予言される。以来ヘレナは占い師の処に入り浸りになります。
娘サリー(ナオミ・ワッツ)は「占い」は勧めたものの、どんどんオカルトの世界にのめり込んでいく母が心配になっていくのですが、自分自身の生活も混乱してきて、それどころではないといった感じです。

2010/10/11

アルノルフィニー夫妻像

フランドルの画家ヤン・ファン・エイクの代表作と言われてます。1434年に描かれたもので、長い間スペイン王室のコレクションにありましたが現在はロンドンのナショナルギャラリーにあります。
油彩画の技術はファン・エイク兄弟が発明したと言われてますが、この作品はそれを証明する最も有名な作品です。板パネルに描かれていて、顔料はそれまでのテンペラ画のように卵白ではなくリンシード(麻)・オイルで練られています。画溶液は松脂から精製されたテレピン油が使われているのですが、今日もこれと全く同じ材料で「油絵の具」が作られています。

La Tempesta / 嵐

ジョルジョーネの油彩画で1507年頃に描かれ、題名は『嵐』と呼ばれています。僕の最も好きな絵の一つです。大きさは、高さ82cmに幅73cmの小さな作品。ヴェニス絵画で最も重要な作品であると同時に、これはアカデミア美術館にある沢山の絵の中で、もっとも不思議な作品かもしれません。何故ならこの絵のテーマが未だに謎なのです。

2010/09/23

キリストの洗礼 (1472-75年)

ルネッサンスの巨匠であるヴェロッキオ(1435−1488)の作品『キリストの洗礼』(油彩、パネル)。 言い伝えによると、この絵を最後にヴェロッキオは絵筆をとるのを止めたそうです。

2010/04/12

MISTER HEARTBREAK 1984年

先日ヴィレットで、ローリー・アンダーソンのパフォーマンス&コンサート『UN DELIRE』を観にいって感激したあと、ホント久々に彼女のCDアルバムを箱から出してきました。

2010/04/07

復活 La Resurrezione


ピエロ・デラ・フランチェスカの大作ですが1463年から65年にかけて描かれました。トスカナ地方の小さな街サンセポルクロにあります。第二次大戦終盤にアメリカ軍がイタリア爆撃の際、教会に会った数多くの壁画が破壊された中、この絵は奇跡的に助かっています。その理由は小説家アドルス=ハクスリーがその旅行記でこの壁画を「世界で最も美しい」と書いており、ハクスリーを愛読していたクラーク将校がその破壊を阻止したそうです。やはりペンの力は偉大ですね。




2010/04/01

タルコフスキーの最後の6分間

狂気に陥った主人公アレクサンダーが自分の家に火をつける。
タルコフスキー監督の最後の作品のラストシーンです。映画史上もっとも美しい「ワンシーン・ワンカット」の一つと言われてます。 日本語では「長回し」とも言うこの撮影技術は35ミリカメラの中に入るロール・フィルムの長さの限界が当時のカメラでは6分間。 その間はカットなしの演出です。この技術で有名なのは溝口健二監督でタルコフスキーは彼の作品をこよなく愛していたそうです。
それに、ここではカメラをレールに乗せて左右に移動させながらのトラッキング撮影でこのシーンを撮りました。そして悲劇が起こります。

2010/03/27

悲しみの青春(1971年)

G・バサーニ原作Il giardino dei Finzi Contini 「フィンツィ・コンティーニの庭」をイタリア映画の巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督が映画化したものです。殆ど語られる事がなかった戦時中イタリアでのユダヤ人迫害をテーマにした貴重な作品です。

イザベラ・デステ(1474−1539)

ルーブル美術館所蔵のこのデッサンはレオナルド・ダヴィンチがイザベル・デ・エステをモデルにして描いたものです。『モナ・リザ』はジョコンダ夫人ではなくイザベル・デ・エステであろうと唱える専門家も数多くいます。たしかにポーズや手の組み方とかおでこのカーブとか共通するものがありますね。。。