娯楽映画の名匠ウィリアム・ワイラー監督の作品。
これも、会う事ないはずの二人、王女と新聞記者の「たった一日の恋」の話。オードリー・ヘップバーンは映画初出演にもかかわらずアカデミー主演女優賞を受賞し劇的なデビューを果たした事で有名。子供の頃あのスクーターのシーンを見て、いつかあんな風に女の人をのせて走ってみたいと思ったものです。昔はじめてヨーロッパに来た両親を連れてローマを訪ねた時、やはりローマと言えばこの映画のシーンが頭に残っていて、映画ファンの父はいろんな広場で「ああ、ここはあの場面の所だ。」って言って喜んでました。一番楽しそうだったのは『真実の口』で二人とも嬉しそうに手を入れてました。あのシーンはヘップバーンに内緒で監督とグレゴリー・ペックが示し合わせてやった演技だそうです。彼女のリハーサルなしの自然な演技は光ってますね。 ☞
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