十九世紀ドイツ・ロマン主義の代表作家C・D・フリードリッヒはその劇的で神秘的な風景画で有名。作品はそんなに多くなく、フランスで見れる機会が少ないけど、彼の作品に出会う度に夢の中に吸い込まれていくようです。彼のその神秘的な作品の中で、人物を主題にしたものが何点かあるけど、そのほとんどが、人物は背中を向けています。この『窓辺の女性』も背を向けてますが、我々は彼女の目に映る景色を想像するしかありません。女性の後ろ姿の神秘というものは、彼が描く風景と同じくらい深いですね。。。
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窓際の女 1882年
油彩、キャンバス、44cm x 37cm
アルテ・ナショナルギャラリー、ベルリン
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