2009/07/02

暴れ者 The Wilde One 1953年





暴走族という、それまでの映画にはなかったワイルドな役を演じて大スターの名を不動のものにしたけれど、マーロン・ブランドは実生活でもかなり難しい人物だった。有名な話では『暴れ者』で脚光を浴びた彼を『エデンの東』の主役に使おうとしたエリア・カザン監督のオファーを蹴った事。そして彼のかわりにジェームス・ディーンが選ばれたのだけど、マーロン・ブランドのその妥協しない性格がなければジェームス・ディーンは存在しなかったのでしょうね。そんな性格のためか次第に仕事が少なくなり、72年ベルトルッチ監督の作品『ラスト・タンゴ・イン・パリ』にて奇跡的にカムバックするまで、映画界から忘れ去られてしまいます。。。


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