2009/07/06

我々は何処から来たか?我々は何者か?我々は何処へ行くのか?



この絵を描いたゴーギャンは精神的にも最悪の時でした。娘アリンヌの死を知りますますどん底に落ち込んで行き、描き終わったあとに彼は自殺未遂をしている。そのためか彼の作品全体のなかでも特別な位置にあり、最も精神性を追求した作品です。彼はこの作品は自分の「集大成」になるだろうと友人に宛てた手紙に書いている。
パリのグラン・パレでの大回顧展で彼のレリーフ彫刻と一緒に見る事ができたんですが、確かにその大きさに驚かされました。色彩にあふれた明るい絵画が多い中で、この作品は暗い色調で画かれていて、ゴーギャンの心境がひしひしと伝わってくる。。。


D'où venons nous? Que sommes nous? Où allons nous? 
油彩 キャンバス 1989年
ボストン美術館、ボストン

4 件のコメント:

  1. おケイ@研究室2009年11月7日 4:26

    数年前にずいぶん気に入って買ったキャミソールにゴーギャンの絵がプリントされていました。
    着すぎて、もうぼろぼろなんですけど、どうしても捨てられないんですよね。。。

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  2. >>おケイさんへ。

    ゴーギャン色彩豊かだから生地のプリントにしても素敵でしょうね。
    それを着た御姿を拝見してみたいです。(笑)

    そして、このブログの初めてのコメントなんです。
    ちょいと独り言っぽいんで、あまりコメントがないのも当然なんですけどね。。。
    やっぱり嬉しいです。どうもありがとうございます。

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  3. おケイ@研究室2009年11月8日 15:16

    それは光栄です♪
    実はひっそりちょくちょくチェックしてるんですよ^^
    毎回美しい文面にうっとりしています。
    これからも続けて下さいね

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  4. >>おケイさんへ。
    ありがとう。励みになります!

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