2009/09/10

『ミレニアム・マンボ』(千禧曼波)2001年





台湾映画、ニューウェーヴの旗手、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督の作品。一人の女性が一人の男から別の男へ揺れ動く瞬間を、ミュージック・ビデオをかなり意識したカメラワークを駆使し、新鮮なタッチで描いている。一世風靡していたライバル香港映画も意識してたのだろう。。。


恋人が撮影してるとしか思えないくらい、主人公を演じるスー・チー(舒淇)が美しい。この映画ではじめて知った女優だったけど、上映中その美しさに開いた口が塞がらないほど、虜になっていました。






そして忘れられないラストシーン。雪の北海道、夕張の町の中にあるキネマ街道が舞台。スー・チーが役を演じてるのか、それとも彼女自身を演じてるのか、見ていてちょっと戸惑ってしまう。「映画へのオマージュ」の映画だ。


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